※会話オンリーです。
※日本のキャラ崩壊注意！



仏「今日は何の日か知ってる？　っても、俺たちの家の話じゃないんだけど」

英「は？　じゃあ誰の家の話だよ」

露「僕の家では、今日は平日だよ」

中「我の家もある」

仏「日本の家じゃあとある記念日なんだって」

米「あ、それなら知ってるんだぞ！『ポッキー＆プリッツの日』だろ？」

露「なぁに？　そのぽっきーとかぷりっつとかって」

米「日本の家で作ってるお菓子さ！　とってもdeliciousだぞ！」

英「さすが（メタボな）アメリカ。食い物のことはよく知ってるな」

米「HAHAHA～、誉めても何もあげないぞ☆」

英「……（誉めてねぇよ）」

中「菓子なら我の家の方がうまいのあるある」

露「えー、中国くんの家のお菓子は僕の口にはあわないよー」

中「んなことねぇある！」

英「つぅか、日本の家の記念日なんて俺たちには関係ねぇだろ」

仏「いやー、そうなんだけど。俺はその記念日にやるっていうゲームをやってみたくて」

英「ゲーム？」

米「楽しいことなら大歓迎だぞ」

仏「ポッキーゲームっていうんだけどね、ポッキーを二人で咥えて――」

日「というのはもう古いのです！」

全「日本？！？！」

中「お前、一体どこから――」

日「ポッキーゲームが11月11日のドキドキイベントになる時代はもう終わったのです！　古いんです！！　
　　でも我々には11月11日にポッキーにちなんだドキドキイベントが必要なのです。
　　だって今日は記念日！　私たちのネタの日！！　
　　ならばどうするか。分り切ったことです。新しいゲームを定番化させるんです！！！！」

英「日本、なのか……？　なぁ、ちょっといつもと違うことねぇ？」

仏「いつもだったら反対するところなんだけど、今回だけは全面的にお前に賛成するわ」

米「新しいゲームってなんだい？　そっちの方がエキサイティングなのかい？」

日「よくぞ聞いてくれました、アメリカさん！　その名も『ポッキー de 王様ゲーム』！」

露「王様ゲームって、王様になった人の命令を聞かなくちゃならないっていうあの王様ゲーム？」

日「そうです。ポッキーとプリッツをクジに見立てて行うのです。
　　王様の命令によっては『イチゴポッキーとサラダ味のプリッツの人がポッキーゲーム～』などといった二度おいしい要素も――」

ガツンっ！！！！

全「！！」

独「あー……その、なんだ。日本が邪魔をした」

中「……独国のやつ、今日本の首筋を……」

露「しかも、何事もなかったかのように帰っちゃったね」

英「鮮やかな手つきだったぜ。明らかに慣れてやがる……」

仏「慣れている理由、お兄さん予想がついちゃったんだけど」

米「説明が途中なんだぞ。これじゃあ11月11日を楽しめないじゃないか」

露「別にいいんじゃない？　元々は日本くんの家の記念日なんでしょ？　僕らには関係ないよ」

中「菓子食いたいなら我が――」

米「それはいらないんだぞ」





日「ぽっきー……王様、げーむ……」

伊「ねぇねぇドイツー、日本のやつ、どうしたの？」

独「あー、まぁその……色々、あったんだ」

伊「？」


＜ＥＮＤ＞